原爆ドームを眼下に、広島の街と瀬戸内の島々を一望できる場所があります。2016年9月に誕生した「おりづるタワー」は、展望・体験・食が一体となった複合施設。壁のない吹き抜けの展望台から風を感じながら眺める広島の景色は、この街が歩んできた復興の歴史そのものを映し出しています。折り鶴に願いを込めて投入する体験や、広島の食材を生かしたカフェなど、観光の合間に立ち寄るだけでは惜しい魅力がここにはあります。
観光地の概要
おりづるタワーは、広島市中心部・平和記念公園エリアにある複合施設です。原爆ドーム至近という立地を活かし、街並みを見渡す展望スペースや、折り鶴をテーマにした体験・展示などを通じて、広島らしい時間を過ごせます。観光初心者でも動きやすい場所にあり、路面電車や徒歩でアクセスしやすいのもポイントです。
歴史・由来





おりづるタワーが建つ場所には、もともと広島東洋カープの親会社であるマツダ関連企業のビルがありました。被爆70年を迎えた2016年に、「平和への思いを次世代に伝える」というコンセプトのもと、現在の複合施設として生まれ変わりました。
施設名「おりづる」は、広島における平和の象徴である折り鶴に由来し、佐々木禎子さんの物語を背景として世界的に広まった“平和祈念の象徴”に基づいています。この施設では、訪れた人が折った折り鶴を「おりづるの壁」に投入できる体験も用意されており、平和への祈りを形にできる場所となっています。
見どころ






- 原爆ドーム至近のロケーション
平和記念公園周辺の散策と組み合わせやすく、「次はどこへ行こう?」が迷いにくい立地です。旅の合間の休憩スポットとしても機能します。 - 展望スペースからの広島の眺め
公園の緑や川の流れ、市街地の広がりなど、地上の散策とは違う角度で“広島の全体像”を掴めます。写真撮影はもちろん、旅の記憶を整理するような静かな時間にも向きます。 - 折り鶴に想いを込める体験
「見る観光」だけでなく、「手を動かして関わる観光」ができるのがおりづるタワーらしさ。広島で折り鶴に触れる体験は、短い滞在でも印象に残りやすいポイントです。
楽しみ方





- 平和記念公園〜原爆ドーム散策の“締め”に立ち寄る
屋外を歩いたあと、展望や館内で一息つける流れが作れます。旅程に入れるなら「公園→ドーム→おりづるタワー」の順が動きやすいです。 - “学び”と“眺め”をバランスよく
平和記念資料館は情報量が多く、見終わったあとに気持ちの整理が必要になる人もいます。おりづるタワーの眺望は、街の生活の気配を感じながら落ち着ける時間になりやすいでしょう。 - 写真は「川・緑・街」をセットで
広島は川が多く、緑の公園と市街地が近い街。展望ではその地形の特徴が分かりやすく、広島らしい写真が撮れます。
アクセス
- 公式サイト: おりづるタワー公式サイト
- 所在地: 〒730-0051 広島県広島市中区大手町1丁目2−1
- 最寄り駅: 広島電鉄「原爆ドーム前」電停から徒歩すぐ
- JR広島駅から: 広島電鉄(路面電車)で約15〜20分、「原爆ドーム前」下車
- 車: 山陽自動車道「広島IC」から約20分。施設専用の一般駐車場はないため、周辺のコインパーキングを利用
- 営業時間・料金:最新情報は公式サイトで確認してください
まとめ
おりづるタワーは、広島の歴史と未来が交わる場所です。原爆ドームのすぐそばという立地だからこそ感じられる景色と空気感は、ここでしか味わえない体験です。
展望台からの眺めはもちろん、折り鶴を通じた平和への参加型体験、広島の魅力が詰まった物産館と、短時間でも充実した時間を過ごせます。広島を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。新しい視点から広島を見つめることで、この街の持つ力強さと優しさを、きっと感じ取ることができるはずです。
