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劇団四季 「アナと雪の女王」観賞した感想

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実際に鑑賞した感想とストーリーを含め記載します。映画との違いや個人的に違和感を覚えたシーンや表現の違いで感心した所など、感じたままをそのままに記載しています。
ネタバレ系と個人の感想が入りますのでご了承ください。

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物語のストーリー

オープニングはアナとエルサが遊ぶシーンから入ります、子供の頃はアナも魔法の力を知っていながらエルサと共に遊んでいます、その際に魔法の雪だるま「オラフ」を作り上げ遊んでいると、誤ってアナに魔法の力を当ててしまい昏睡状態になるが、両親は以前の知り合いのトロールたちに助けを求め難を得る、エルサの力も消して欲しいと懇願するが生まれ持った才能を消す事は出来ないと断られたが、その力は更に強大になるので「コントロール」する事を助言し、制御ができるまでは力を抑える手袋をする様になる。

この出来事をきっかけにアナにはエルサの力の事を記憶から消して、城はエルサの力が制御出来るまで門を閉ざしてアナを含め最小限の使用人にしてエルサの力が外に漏れる事が無い様にした。
この時からエルサとアナはあまり遊ぶ事もしゃべる事も無く「(アナ)雪だるま作ろー」「(エルサ)あっちいって」と傷つける事が怖くなり避ける様になる。
やがて王と王女はエルサの力の解明の為に航海に出るが亡くなり二度と戻らなくなる最愛の両親を亡くしたエルサの不安だけが募っていく。

時間だけが過ぎエルサのアレンデール王国王女としての戴冠式が近づいてきてしまう、アナは城門が開き多くの人が訪れる事に喜ぶがエルサは不安でいっぱいになる、お祝いに駆けつける中にはハンス王子やウェーゼルトン公爵なども訪れる、戴冠式は力を発揮する訳でも無く順調に終わり、戴冠式が進んでる中、アナとハンス王子が出会い一気に距離を縮めて恋に落ちる、エルサに今日会ったハンス王子との結婚を申し入れエルサに反対をされる、この事に納得のいかないアナはエルサの手袋を掴んで取ってしまう、「返して」というエルサに対して聞く耳を持たないアナは執拗にエルサを責め立てる!手袋で抑えていた力が解放されアレンデール王国を氷の世界にしてノースマウンテンに逃げる。

アナは魔法の力は知らなかったとは言え怒らせたのは私だからと、アレンデール王国はハンス王子に任せてエルサの後を追いかける、道中でクリストフとトナカイのスヴェンに出会い「あの山」まで連れて行って欲しいとお願いをしてその寒いドレスでは無理だと温かい服装に着替え、着ていたドレスを捨て道中を共にする、そんな時に何所からともなく雪だるまが現れるアナはどこかで見た記憶があり、子供の頃に一緒に作った「オラフ」だと気が付き、エルサの元に案内をしてもらう。

一方で心配して要るハンス王子の元にアナが脱ぎ捨てたドレスが見つかり、捜索隊を編成ウェーゼルトン公爵とその部下2名も参加する事に、事と次第によっては消す事も視野に入れて。

アナとクリストフはワンダリング・オーケンと出会う、急に冬が来て夏物のセール中だと言って安くなってる一方で冬物は高く設定しているが、仕方なくトナカイのスヴェンのニンジンと服装を購入、サウナに訪れてるお客さんと楽しく過ごす。

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エルサが作った城に到着して、現状を報告するアナにエルサは溶かす方法が分からないと動揺して再びアナに魔法の力を心臓に当ててしまう、傷つける事を恐れたエルサはアナ・クリストフ・スヴェン・オラフを城から追い出す。
アナの髪は一部白くなり元気も無くなってしまう、困ったクリストフは家族同然のトロールに助けを求める、トロールはクリストフを歓迎して女の子がいるので結婚の事かと勝手に盛り上がるが、アナの事に気が付き魔法の力が解くようにお願いをするが出来ず「真実の愛だけが氷を溶かす事が出来る」の助言の元、ハンス王子がいるアレンデール王国に向う、向かう最中にも髪はますます白くなり無我夢中で

アレンデール王国送り届ける。

同時刻程エルサはどうやったらこの雪の世界を溶かす事が出来るのか悩む…自分が死ねば収まるのか葛藤際に捜索隊がエルサの元に到着して自ら捉えられしまう。

一方アレンデール王国のハンス王子に「真実のキス」を託し預けるが、ハンス王子は暖炉の火を消し吹雪く中で窓を開け、凍えるアナに真実の愛のキスは私では出来ないと言いながら自身の野望を話し、力尽きてくアナを部屋に残し鍵をかけて去っていく、
そんな時にオラフがカギを開け入ってくる、凍えるアナをみて暖炉に火をつけ、窓を閉める時にクリストフに気が付きアナを連れて行く。

ハンス王子はアナは死んだと告げ、反逆罪だと死刑を宣告!嵐が激しくなる中、エルサは鎖を解き逃げる吹きすさぶ中でエルサの前にハンス王女がアナの死の原因がエルサだと告げると、嵐は落ち着きアナとクリストフはお互いを認識出来る様になったが同時にハンス王子がエルサを殺害しようとする光景が見えエルサを助けにアナが向かう、エルサの殺害を止める事は出来たがアナは氷着いてしまった、
落胆するエルサだったが、アナの自己犠牲の「真実の愛」によってアナの氷が溶ける事になる。

アナはハンス王子を殴り、アナとクリストフが仲良くなりエルサの祝福の仲直りして終わる。

登場キャスト(実際に見た時)

キャストさんは時期によって変わります。

劇団四季 アナと雪の女王 本日キャスト 一覧
本日キャスト一覧

感想と個人的な心残り

映画冒頭のクリストフ・トナカイのスヴェンの子どもの頃のシーン再現は無く、アレンデール王国が夏で氷が大事な物だと思わせるシーンが無かったのは残念。
アナがエルサの魔法で遊ぶシーンと誤ってアナに魔法を当ててしまうシーンの雪の舞う感じや演出は細かな再現ですが良く分かって良かったです、その代わりトロール達が映画の様な可愛らしい感じでは無く当然人間でしたのは仕方ないとして、映画ではトロールの方に向っていくのですが、演出は歌声で呼び寄せる感じの演出に違和感を感じました。

エルサの力を隠す・門を閉じて引き籠る感じは良く再現出来て良かったです、また両親が航海に出て亡くなってしまうシーンも良く出来ていました、内容を知っていますが引き込まれます。
その後の2人だけのシーンも良く出来ています、戴冠式までの道のり等はあまり無くスグに戴冠式が始まります、怪しウェーゼルトン公爵の登場も流れる様に登場しアレンデールの秘密を探りに来た怪しさは感じれませんでした、ハンス王子とアナの歌などは良かったですが、映画の知っている歌詞ではなく少し違う翻訳になっているのは見ながら頭の中で歌っている自分としては凄い違和感でした。

戴冠式でアナがエルサにハンス王子との結婚を申し入れるシーンの再限度やエルサが手袋を取られ、魔法の力を開放してしまったシーンの演出を期待しながら見ていましたがとても良く出来ていて、凍り付く緊張感と恐怖感がとても見ていて感じれました。

山に逃げたエルサを追いアナが向かうシーンは雪の寒さは映像からは感じる事があまり出来ませんでした、クリストフとスヴェンと合うシーンも大分省略され馬車に乗り獣に追いかけられて馬車が壊れるシーンが無いのでエンディングの新しい馬車を貰うシーンも当然無くなります、劇では重要では無いでしょうが新たな馬車を貰いクリストフとスヴェンがまた氷を運ぶ仕事ができる喜びのシーンが無いのが惜しかった。

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山に逃げ、エルサが魔法の力で城や新しい衣装に変わるシーンは衣装の早替えは見ている方からは綺麗に一瞬で変わるのは見ていて楽しく綺麗でした。
一方でアナがエルサを追いかけ山に上りながらオラフに合うシーンは自然でした、オラフは映画のパート2のオラフの印象の方でした、女性の方が演じていたので私自身の感じ方ですが。

エルサの元にたどり着いたアナとクリストフとスヴェン・オラフ、アナがエルサに説得虚しく追い返されアナが魔法の力によって凍り付いていく様は映画の様ですが、アナが追い返されるシーンの再限度が少なく少し物足りなさを感じました、またエルサが捉えられるシーンも物足りなさを感じました。

アナが魔法の力で弱ったいく中トロール達に救援をお願いするシーンの楽しそうなトロール達の歌は良かったです、流石生歌や生演奏の力です。

アナが凍り付く前に「真実の愛」の為に奔走するクリストフやオラフのシーンは良く再現出来てると思います。

助かったアナもエルサもアレンデールの国も元に戻った後に、ハンス王子とウェーゼルトン公爵の処分についてのシーンが無かったですが個人的に心の中で「ざまぁ」と思う気持ちが無かっただけですので多くの方は違和感は無いでしょう。

感想まとめ

映画と比べると違いはあり、映画を何でも見ている方は物語に入り込むまでに多少の時間と違和感はあるでしょうが、あまり映画と比べずに新しい「アナと雪の女王」として見る様にすれば楽しめます。

逆に映画では味わえない臨場感溢れる演奏とダイレクトに響く声は映画では絶対に感じる事の出来ない体験になります。

映画と舞台でまた違う「アナと雪の女王」に合う事が出来る貴重な体験が出来ます。
気になる方は劇場で観劇(感激)して見て下さい。

舞台とは関係無いですが、劇団四季は当面クローク(荷物の預かり)が出来ません、またロッカーも場所によってはありません、荷物が多くなると快適な鑑賞の妨げや着席に影響を与えます、特に冬場はコートやアウターが嵩張ります、手荷物は出来るだけ最小にした方が快適に鑑賞出来ますので行く際には頭に置いておくといいでしょう。

劇団四季「アナと雪の女王」の値段が上がります

2023年6月30日までのS席ピーク時では13、750円が14、500円に上がります、その他の席も値上がり率は違いますが上がります。

値上がり後一部抜粋(大人料金)※子供料金も値上げしてます。

一般ピーク会員ピーク一般レギュラー会員レギュラー一般バリュー会員バリュー
S1
13,750円
S1
12,650円
S1
12,650円
S1
11,550円
S1
11,550円
S1
10,450円
A1,A2
11,000円
A1,A2
11,000円
A1,A2
10,450円
A1,A2
10,450円
A1,A2
9,900円
A1,A2
9,900円

7,700円

7,700円

7,150円

7,150円

6,600円

6,600円

4,400円

4,400円

3,850円

3,850円

3,300円

3,300円
2023年6月30日公演まで
一般ピーク会員ピーク一般レギュラー会員レギュラー一般バリュー会員バリュー
S1
14,500円
S1
13,500円
S1
13,500円
S1
12,500円
S1
12,500円
S1
11,500円
A1,A2
11,500円
A1,A2
11,500円
A1,A2
11,000円
A1,A2
11,000円
A1,A2
10,500円
A1,A2
10,500円

9,000円

9,000円

8,500円

8,500円

8,000円

8,000円

6,000円

6,000円

5,500円

5,500円

5,000円

5,000円
2023年7月1日公演以降
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