魔人化した黒幕と対峙する事になる、倒す事が出来たと思っているがシンの表情はさえない。先のシュトロームとの戦いで起こった謎の爆発は本来起こる事が無いハズ、つまり彼はまだ生きていると思ったからだ。
ブルースフィア帝国軍は、アールスハイド王国との国境付近まで進軍。そこには、いるはずのない王国軍が待ち構えており、ヘラルド皇帝は話が違うと激怒。そこへ、帝都に大量の魔物が出現したとの一報が入る。
事故で死んだはずの青年が、赤ん坊の姿で異世界に転生。そして救国の英雄「賢者」マーリン=ウォルフォードに拾われた彼はシンと名付けられた。孫として育てられたシンはマーリンの技術を吸収し驚くべき魔力を習得するのだが、生前の記憶を使い科学の知識から更に魔法の効力を上げることに成功。結果、超規格外なスーパー魔法使いが誕生してしまう。「賢者の孫」として申し分ない力を身に着けたシンだが、15歳の誕生日に祖父マーリンは言った……。『シンに常識を教えるのを忘れとった!』かくして常識と友人を得るため、アールスハイド王国の高等魔法学院に入学するシンだった―――。第5話と第6話を収録。「賢者の孫」
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